こんにちは、コラム担当者の奥田です。
前回は白龍堂では、食品工場で使われるユニフォームを着用してクリーニングを行っていることをお話しました。
マニュアルに沿ってユニフォームを着用!……は、まだまだ第一段階。
次は入室前の手洗いです。
入室する前には必ず、手洗いをしなければなりません。
ここにもきちんとマニュアルがあって、手順にそって丁寧に手洗いをします。
指の間や親指の付け根は、洗い残しの多い要注意ポイント!
それから利き手も、利き手でないほうで洗うから
うまく菌や汚れが落ちていないことが多いようです。
きれいなつもりでも、手すりやつり革などから菌やウイルスは付着するので
意識して丁寧に洗う必要がありますね。
丁寧に手を洗ったあとは、水気をしっかりペーパータオルで拭き取り、
アルコール消毒を爪先まで、手全体にすりこんで終了です。
入室するたびに手洗い・消毒は必ず行うこともルールのひとつです。
白龍堂のクリーニング工場では、
洗う前のユニフォームと洗浄後のユニフォームが同じ部屋で交差汚染することないよう、
別室になっています。
そのため従業員も、洗う前のユニフォームを扱っていた人がそのまま、
乾燥後のユニフォームを触ることはできません。
一度部屋を出て、手洗い・消毒を再度行った状態で、
クリーンルームと呼ばれる洗浄済みのユニフォームのある部屋に入ることができます。
衛生空間を守るための仕組みもきちんと作られているから、
従業員もみんな意識を高く持つことができるんですね。