こんにちは、コラム担当者の奥田です。
先週末は随分涼しく、このまま秋にならないかな~などと思ったのですが、
今週はまた35度を越えるところもあり、蒸し暑いですね…。
気温差があった分、余計に身体に堪えるかもしれません。
熱中症にはまだまだ注意が必要そうです。
屋外で活動される場合はもちろん、
室内での業務であったとしても油断は禁物ですよ!
今回は、職場でできる熱中症対策についてお話しようと思います。
①エアコンの効いた室内でも要注意!
エアコンがついているから大丈夫、と思っていませんか?
節電対策もあり、エアコンの設定温度が高めに設定されていることも多いと思います。
実はよく言われる28度は、湿度によっては熱中症を警戒すべき温度になります。
湿度が高いと汗が気化できず、体温が下がらないため、気温が低くても熱中症のリスクがあるのです。
28度では湿度55%以上で警戒が必要となりますよ!
また、オフィスではパソコンなど電子機器の熱で、
設定した温度までも下がっていない、ということもありえます。
設定温度で判断するのではなく、
実際のオフィス内の温度・湿度を確認することが熱中症対策には重要だと思います。
また逆にエアコンを効かせすぎることで、
外出時に急激な気温差に体が適応できない場合や
冷えからくる自律神経の乱れで汗が出にくくなる場合もあるので、
その点も気をつけてくださいね。
②衣類は熱をためない&逃がすことが重要!
昨今は半袖・ノーネクタイなどのクールビズも随分定着してきましたね。
衣類で熱をためない・熱を逃がすことも熱中症対策に効果的です。
ユニフォームを新しくしたいと思っている場合には、
なるべく淡い色を選ぶことをオススメします。
黒や紺は光を吸収し熱をためてしまうため、できれば避けたいところです。
フォーマルな印象は崩したくない、という場合には、
黒や紺ではなくグレーを選んではいかがでしょうか?
熱中症は体の熱をうまく逃がすことができずに起こる症状なので、
汗を放出しやすくし、熱を逃がしやすいようにするため、
衣服はゆったりとしたものを選ぶこともポイントです。
シャツなどはだらしなく見えない程度に、少し大きめのサイズを選び、
ベルトも少し余裕をもって締める方が、
空気の流れで熱を逃がすことができ、熱中症対策には効果的です。
③食品工場でもできる、衛生管理と熱中症対策!
衛生管理が重要な食品工場などではクールビズ、というわけにはいきませんよね。
毛髪をはじめとした異物混入を防ぐため、
長袖・長ズボン・帽子・マスク・手袋とほぼ全身を覆っていることも多く、
この時期には暑く煩わしく感じられるかもしれません。
袖をまくったり、ファスナーを上まで上げず首元を緩めたりしている方はいませんか?
暑いですが、食中毒も増える時期なので衛生管理には注意したいですね。
衛生品質も守りながらできる熱中症対策をしましょう!
袖口は体毛落下を防止するため、ゴムで絞るようになっていますが、
手首や足首にすき間ができない程度であれば、
すこしゆったりとしたサイズを選ぶのをオススメします。
また、吸汗・速乾性を高め、体温を下げられるようにすることも重要です。
すぐにできるものとしては、
ユニフォームの下に機能性インナーを着用するようにしてみてください。
吸汗・速乾性に優れ、熱を逃がしやすいユニフォームも揃っているので、
ユニフォーム自体の素材を見直してみてはいかがですか?
弊社では、既製品のご提案はもちろん、
お客様の職場環境にあった素材・機能をデザインし提案することも可能です。
オリジナルユニフォームについては、こちらをご覧ください。
8月中は厳しい暑さがまだまだ続くでしょうから、
熱中症にはくれぐれもお気をつけください。