社会貢献活動

AMDA(特定非営利活動法人アムダ)概要

相互扶助の精神に基づき、災害や紛争発生時、医療・保健衛生分野を中心に緊急人道支援活動を展開。
世界30ヵ国にある支部のネットワークを活かし、多国籍医師団を結成して実施しています。
1984年に設立、本部は岡山市。2001年8月30日、岡山県より「特定非営利活動法人」格を取得しました。
1995年に、国連経済社会理事会(UNECOSOC)より「特殊協議資格」を、2006年に「総合協議資格」を取得、
2013年に認定NPO法人の認証を得ました。

AMDAの国際人道支援活動は相互扶助の精神、つまり「困ったときはお互いさま」の心に基づいており、
「人道援助の三原則」(ボランティア三原則にも置換えられる)を活動成功の鍵としています。

  • 1. 誰でも他人の役に立ちたい気持ちがある
  • 2. この気持ちの前には、国境、民族、宗教、文化等の壁はない
  • 3. 援助を受ける側にもプライドがある
AMDAとはThe Association of Medical Doctors of Asia(設立時の名称:アジア医師連絡協議会)の頭文字をとったものです。


AMDAの主活動

■世界平和と相互扶助の考え

「平和とは家族の今日の生活と明日の希望が実現できる状況」です。 この平和を阻害する要因として戦争、災害そして貧困などがあります。「困ったときはお互い様。 今はあなたが困っているので私がお手伝いします。将来私が困った時は助けてください。」これが相互扶助です。

■合同医療ミッション

 「AMDA合同医療ミッション」構想である。平和への信頼醸成を目的として、AMDAが国内外の大学や医療機関と合同で医療ミッションを派遣する。原則として「相互扶助」のコンセプトを導入している。難民や災害被災者救援を目的とするAMDA多国籍医師団の活動と比較すれば、平時の計画的な医療活動である。

■「市民参加型人道支援外交」の提唱

「市民が日常生活で共有している方法論で、見放されたくない状況にいる人たちを支援することにより、互信頼を醸成して世界平和に貢献する」ことである。
市民にも直接的人道支援ができる。市民にも外交ができる。NGOにとっては新しい人道支援パラダイム創出である。

  • 1)歴史的対立の緩和や解消
  • 2)人道支援パラダイムの大転換
  • 3)最良の「安全保障ソフトプログラム」

■市民参加型人道支援外交―AMDA多国籍医師団

AMDAは政策提言権のある国連登録NGOとして世界30ヶ国に支部がある。
日本に本部がある珍しい多国籍NGOである。
代表的な活動は紛争や災害時に活動をする「AMDA多国籍医師団」である。
そのスローガンは「救える命があればどこへでも」である。
AMDAは紛争地や災害地には緊急人道支援活動を実施した国にはAMDAの支部を設立する。
災害時には被災国の支部のイニシアチブのもとに周辺のAMDA支部が医療チームを派遣する。
被災国の数が拡大すればするほどAMDAの支部数も拡大している。
その活動原則は「開かれた相互扶助」である。総称が「AMDA多国籍医師団」である。

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