こんにちは。
今週で3月を迎えようとし、やっと我が家も平穏を取り戻してきました。何?と思われるかも知れませんね。実は、インフルエンザの猛威に私の住む地域の学校もさらされていたのです。学級閉鎖のバトンリレーで、小学校も中学校も大変でした。
白龍堂でもこのシーズンは全社員警戒レベルマックスで、社員間で注意喚起は欠かせません。
インフルエンザは例年11月上旬頃から発生し始め、その後1月下旬から2月にピークを迎えた後、4月上旬頃までには流行が終息するようです。一般的にはインフルエンザウィルスは北極圏の渡り鳥によって運ばれ、繁殖地や越冬地に糞でバラまかれます。そして豚の呼吸器官の細胞で人に移る型が生まれるそうです。
インフルエンザの感染経路には、
①飛沫感染
②接触感染
③空気感染
があります。
①飛沫感染への対策
咳やくしゃみによる飛沫感染を防ぐ為にマスクを着用することは知られていますが
ウィルスは細菌よりも小さくて高度な電子顕微鏡でないと確認できないくらいの小ささです。そのため、マスク着用の際はウィルスカットのものを使用することです。(少し息苦しいのが難点ですが)
②接触感染への対策
接触感染の予防策は、感染者が触ったドアノブや電車のつり革などにはウィルスが付着していますので、手洗いでウィルスの付いた手や指を流水・石鹸で洗い流すことです。
③空気感染への対策
空気感染を防ぐ方法として、部屋の湿度を40~60%くらいに保つことで防ぐことができます。
インフルエンザウィルスは軽いので空気中を浮遊していますが、水分が付着すると重くなり浮遊しづらくなるため、感染のリスクを減らすことができます。さらに、口腔の粘膜を乾燥から守ることができるのも利点です。
④「歯磨き」もインフルエンザ対策になる?!
最近では歯磨きもインフルエンザ対策になるとテレビ等で紹介されていました。
口の中には約30億~6000億もの細菌が存在し、これらの細菌はプロアテーゼという酵素を出す特性があります。口腔内を不潔な状態にしておくと細菌が増殖します。このプロアテーゼがインフルエンザウィルスを粘膜に侵入しやすくする働きあると考えられています。
ですから、口のケアをしっかり行い細菌を減らすと、唾液中のプロテアーゼ量が減り、インフルエンザの発症も抑えられる…というわけです。
その対策の一つ、朝起きてすぐ行う歯磨きです。
睡眠中に繁殖した細菌が口腔内に多く生息する起床時。うがいや歯磨きをしないまま飲食をすると、体内に細菌を取り込んでしまいます。歯磨きのタイミングや手順を意識し、うがい・手洗いに「プラス歯磨き」でインフルエンザなど感染症を予防しましょう。
3月を迎えようとして流行も落ち着き始めているとはいえ、気温の急激な変化や年度末の忙しさで体調を崩しやすいことや、既に花粉が飛散し始めていること、すこし気持ちに油断が出始めることもあり、感染のリスクも少なくありません。
白龍堂では、インフルエンザウイルスやノロウイルスをはじめ各種ウイルス・細菌に効果のある、除菌剤の提案も行なっております。除菌力はもちろんのこと、アルコールのように手荒れもせず、食品にも直接使えるため大変オススメです。
衛生商品なども活用しながら意識を高め、感染症予防に努めていきましょう。