「手荒れ」が食中毒の原因になる!?【後編】

こんにちは、コラム担当の奥田です。

 

前回のコラムでは、手荒れした手は黄色ブドウ球菌による食中毒リスクが高い!?ことをお話しました。読まれていない方は是非、リンクからご覧下さいね。

 

手荒れをしている場合には、手袋を着用するなど直接食品に触れないようにすることが重要ですが、そもそも手荒れを改善する必要があるでしょう。今回は後編として、そんな食中毒の原因になりうる「手荒れ」について、対策を3つのポイントでご紹介します!

 

 

 

『食中毒を防ぐための手荒れ対策』 

 

手荒れ対策1:お湯で手を洗わない!

 

寒いこの時期、冷水で手を洗うのが辛くて、ついお湯を出してしまっていませんか? ですが、油の一種である皮脂は温度が高いほど溶けやすいので、お湯で手を洗うと、過剰に皮脂を奪い乾燥してしまいます。

 

乾燥や手荒れを防ぐためにはお湯の使用を控えたいところですが、冷たい水で手早くと思うあまり雑に洗ってしまっては、衛生的にまた問題ですよね。人肌に近いぬるま湯程度なら手荒れを起こしにくいでしょう。

 

 

 

 

荒れ対策2:手洗い後、水分をしっかり拭き取る!

 

水分が手に残っていると皮脂も一緒に蒸発しやすくなります。また、濡れた手は乾いた手よりも菌を多く運びますし、その後のアルコールも水分で薄めてしまい十分な消毒効果を発揮しません。

 

水分をすぐにしっかり拭き取ることは基本として習慣化したいですね。

 

 

 

手荒れ対策3:保湿ケアを行う!

 

手洗いやアルコール消毒を行えば、手の水分や油分はどうしても失われてしまいます。業務後には、クリームなどで保湿をしましょう。

 

食品添加物のみで作られたハンドクリームというものもあります。こういった食品に触れても異物混入にならないものを選んで、従業員様用に配置してはいかがでしょうか? 休憩中などに、個人で香りつきなどの通常のハンドクリームなどを使用されることも防げるかと思います。

 

 

また、アルコール消毒で手荒れが発生してしまう問題も実際に報告頂いております。弊社では、食品由来の安心成分で乳液と変わらない保湿効果を発揮しながら、アルコール以上の除菌が可能な除菌剤のご提案も可能です。

 

アルコールが効かないノロウイルスにも効果があることが、第三者機関によって証明されています。各種安全データの提出も可能です。

除菌・衛生管理をしながら、手荒れ対策も可能ですので大変おすすめですよ!

 

除菌剤の詳細な情報については、弊社HPまでお問い合わせください。お待ちしております。 

 

 

 

これからの乾燥する季節に、手荒れ対策も衛生管理の重要なポイントのひとつとして、取り組んで頂ければと思います。